


亡父が残した柘榴(ざくろ)と菖蒲は今年も元気に蕾を膨らませて開花の準備を整えています。つくづく植物が教えてくれる季節を感謝の気持ちで楽しんでいます。細君が母の日に家族からもらった紫陽花を鉢植えにして彼女が大切に育てています。鬼子母神は人の子をうばって血を吸っていました。お釈迦様が鬼子母神の子供を隠したところ、鬼子母神が狂乱して釈迦に救いを求めてきました。人の子を奪うことを止める誓願を立てさせるのですが、人間の血を吸うことが出来なくなったら鬼子母神一族は死んでしまうと訴えました。そこで釈迦は「柘榴」を食すように諭し,それに従った鬼子母神はやがて人間の疫病や病を守る諸天善神になったという逸話を亡父から聞いたことがありました。秋には甘酸っぱい果実を樹木一杯につけます。
0 件のコメント:
コメントを投稿