「せどり」という言葉をはじめて知りました。「せどり」とは古書店・古本屋にある古本の中から、その店の売価より自分が高く売れると思う書籍を買い、その本を転売するという行為です。
予備校講師 吉本康永著 「大金持ちも驚いた105円という大金 救われたローン人生」三五館に詳しく紹介されています。
予備校講師も生徒数と大学受け入れ数がほぼイコールか大学によっては定員割れを起こしている昨今、その天井知らずの報酬もかつてのカリスマ講師も過去の話だそうです。氏は多額のローンを抱え時間単位の報酬が減額される中、「せどり」を思いつきローンを返済していく話です。
ここには「アマゾンマーケットプレイス」というIT技術で作られた市場があります。「105円という大金」は本の下取りで有名なブックオフが展開する税込み105円コーナーで売っている書籍が「せどり」に大化け出来る宝の山という意味で使われています。独りのアイディアがITで裾野を広げていけることに驚きを隠せません。
本日の読書:1/418冊目 堺屋太一著 現代を見る歴史 プレジデント社
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