2009年6月16日火曜日

読むクスリ 読書のすすめ


私と同年齢で40数歳のときに某有名スポーツアパレル会社を退職した友人H氏がいます。以後、カイロプラティックの学校を経て柔整復師大学の夜間に通って、今では整骨院の院長先生とスポーツクラブでエアロビクスのコーチもしています。彼とは月に数回、福島・又平やお気に入りの居酒屋で一献傾けます。昨年の2月の寒いときにある本を紹介してくれました。ますい志保著 銀座ママが明かす「お金に好かれる人、嫌われる人」でした。彼女は東京・銀座のクラブ「ふたご屋」のママ兼作家。元タレント。という経歴の持ち主でした。

H氏はしきりに読書のすすめを説いてくれました。元来、大学では文芸を専攻していた私。無頼の本好きに火をつけてくれました。翌日、ますい志保の著作を数冊と紀伊国屋書店の書棚をあさって、新刊書籍をドカ買いしました。本を速読するのは得意です。大学で各教授からの課題で一日に10冊を超える書籍の読書が迫られていたので「フォトリーディング」法で目と感性に飛び込んでくる言葉を捕らえます。感想や思索は読書中のメモでマッピングして読書録をまとめます。これは私にとって貴重な資料と武器になります。今年の5月末時点で通算400冊を読み終えました。

書籍の内容はジャンルを問わず、新刊本を中心に何でも読みます。読書をしなければ当然、知りえない世界と言葉の発見があります。読書の醍醐味です。今、こうしてブログを肌で感じたまま更新できるのも読書のお陰です。H氏とは今でも読書会で、新書の情報交換をして研鑽の火を燃やし続けています。

読書録を基に仕事で交わる人や家族に話して聞かせ、あるいはその本を献本することが多々あります。孫二人が左利きで、題名は失念しましたが「左利き」の本があって生活に困らない日用品から文具まで紹介されていて喜ばれました。書籍は宝の山です。魂を震撼させる行間にうずもれた言葉の発見することは貴重な作業と思うのです。

ネットで知りえる情報にはまだまだ確固たるギャランティがなく、著作は出版社をはじめ多くのスタッフの緻密な作業が言質を高めています。最近、東京ディズニーにまつわる本で盗作引用の事件が話題になりましたが、著者自身の問題と受け止めています。

決して「カツマー」と呼ばれる類ではありませんが、勝間和代氏の著作でバイクをはじめ、文具・PC端末機器などの購買にも大きな影響を受けています。日に一冊の読書は習慣をつけると毎日が楽しくなります。

本日の読書:1/417冊目 堺屋太一著 千日の変革 PHP

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